第11回ウディコン感想(1)
~第11回ウディコンの概要~
19/08/25
2019年8月24日土曜日、第11回ウディコンが閉幕した。
(『ウディコン』とはなにかと言うのは、昨年のウディコンブログで書いたので参考にされたし。)
第11回のスケジュールは以下のような流れである。
7月19日〜7月25日までが作品募集期間、
7月26日〜8月19日までが投票期間、
8月24日19時から、主催者Smoking Wolf氏のツイートで12位から上位が10分ごとに発表され、21時には公式サイトで各順位一斉が発表された。
応募作品数は65作品(途中辞退が3作品)。
総合優勝は『エディの人間大砲』
二位は『ヴァーミリオンの青空』
三位は『PRESS START』
であった。
この三作はもちろんそれぞれ素晴らしいが、
それ以外の作品も、各作者が工夫し、苦闘し、ときに逃避しながら仕上げたであろう、
多様な作品が並んでいた。
作品には作者のすべてが出る、と言っていいだろう。
工夫、感性、経験、憧れの作品、理想、性格、年代、育ち、そして性癖・・・
ともあれ、すべてだ。そう、すべてが出る。
私はまだまだプレイできていない作品ばかりなので、これから順次楽しんでいきたい。
多くを学ばせてもらった作品や好きな作品については後日なんらかの形で書けたらと思っている。
では次に、ウディコン作品を評価するプレイヤー側の情報は以下のような感じであった。
有効投票者数は331名。
のべ作品評価数は3944作品。
なので平均すれば、一人ざっと13作品を評価したことになる。
多い!
ウディコンに投票するためには最低4作品に評価をつければよいはずなのだが、
ウディコンプレイヤーの多くは、
評価前の良作を己の手で見出す意欲に満ちており、
コンテストにもより公平な審査をしたいという思いがあるのだろう。
全作プレイした猛者のうわさもちらほら聞く。
プレイヤーのみなさま、本当にお疲れさまでした。
そして、ウディタの開発者であり、
ウディコン主催のSmoking Wolf氏にも心から感謝と労いを申し上げたい。
今回のウディコン楽しかったという人は、うちのクソブログなぞを読む前に
Smoking Wolf氏のサイトでお買い物なり投げ銭なりしてくることを推奨する。
で、私はというと、
エントリー番号64『八人のアダム外伝』というゲームで参加した。
結果は、圏外の39位。
あまりにひどいVerで多くの人にプレイさせてしまったのだから、
この順位でも十分いいほうである。
今言えるのは、
そんな状態でもプレイしてくれた皆様には、本当に感謝しかない。
ありがとうございました。
Verがなんであれ、点数が何点であれ、コメントがなんであれ、
いただいた評価は宝物です。
いただいたコメントには、後日別の記事で返事を書かせていただきます。
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・・・と、まとめつつ、さまざまな思いがあってもう少し語りたい。
ここからが本ブログの主題でもある。
書くべきか、書かぬべきか、なんとも悩ましい。
どこかベチャベチャした言い訳がましいものになるだろう。
書いたはいいが、消すかもしれぬ。
が、私は書くことで、形にすることで、自分を納得させていくようなところがある。
それにもしかしたら、私のこの経験は、来年以降ウディコンに参加する人や、なんらかの創作をする人にとって反面教師になりうるものかもしれない。
もう、オマエは書く前から言い訳がましいな。
ということで、これから思いつくままに書いてみることにするが、
長文読むのが嫌な人のために結論を先に書いておく。
「作者はプレイヤーが楽しめない状態の
未完成作をウディコンに出すな。
なぜなら、
作者も、プレイヤーも、作品も、ウディコン自体も、
大損をするからだ」
マジでこれにつきるよ。