第11回ウディコン感想(6)
~ウディコンを振り返る~
19/08/29
投票終了まで残り3日だというのに、Ver1.04以降は約50DLをしていただいた。
ものすごくありがたい話である。
だが、この50DLの人の中で、
ウディコン期間中に本作をクリアできた人がどれくらいいたのかは不明である。
ラスボスはHPが高く、三回攻撃。
12月4週まで行ってしまうとお金を稼ぐことはもうできない。
はっきりいってクソ設定である。
クリアは諦めました、という声もちらほら入ってきた。
最後の最後まで人を楽しませられないゲームを作ってしまった・・・。
そして、迎えた結果発表。
当然ながら我が『八人のアダム外伝』は、12位以内に呼ばれない。
ならばせめて部門別の順位は、と思うが、肝心の「物語性」ですら20位に入らない・・・。
私はここまできてやっと悟った。
未完成作者には、自分の作品を正しく採点される機会が与えられない。
コメントをくれたみなさんは優しく評価をしてくれたが、
「未完成」「完成を楽しみにしています」というような言葉が並んだ。
ありがとう、みんな優しいよ、
でも、違う、本当にほしかったのは、・・・
本作がどの程度のゲームであるかは、今もよくわからない。
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結果としてー・・・だが、
私は今回のウディコンを楽しむ余裕がほとんどなかった。
期間中にいくつか作品をDLしたが、あまり頭に入ってこなかった。
日常生活も楽しくなかった。
いつも未完成品のことが気にかかりながら、冷静に状況を俯瞰して対処する余裕もなく、
何が問題なのかもわからずただボーッとしているときも多かった。
ある程度楽しくゲームができるようになったのは、
結果発表当日の8/24くらいかもしれない。
その日、「儚き灯火」「グレンの七日間」「勇者カンパニー」「エディの人間大砲」と立て続けにプレイすることで、プレイヤーとしての喜びを取り戻せた。
そんな日にプレイしたゲームなので、この四作には勝手にじんわりとした愛情を抱いている。
とにかくまあ、イケてない一ヶ月になってしまった。
私のゲームをプレイした人もイケてない気持ちになったことだろう。
それもこれも未完成で出したからだ。
考えればわかることなのに、
ちゃんと考えなかった人はこういう思いをすることになる。
何度でも言う。
未完成はいけないのだ。
しっかり完成させたゲームを出す。
プレイヤーさんの意見を聞きながらバグや改善点を把握し、修正を行う。
そしてほかの作者さんのゲームを楽しむ。
入賞してSmokingWolfさんのコメントをもらう・・・。
それが私の2019年ウディコンライフであるはずだった。
こんな理想を抱いていたし、
しっかりと作品を仕上げた作者さんは、
実際にそういうやり方でこのお祭りを楽しんだだろうに。
ここまで読んだ方の中にはウディタ製作者の人もいると思う。
無理なら次回に見送るか、
超大幅に削減して完成だけを目指し、欲は捨てること。
しっかりデバッグをすること。
完成させたその先にだけ、やっと本当の評価が存在するのだ。
そういう意味では本作の評価は不明なままである。
ウディコンは終わったが、今の私は生霊状態であり、成仏できていない。
未完成は死ぬに死ねないよ。
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さて。
ここまで、ながながとウジウジした文を書き連ねたのは、
来年以降の自分に送るためでもある、と書きながら気がついた。
読み返したくないけど読み返せよ、と脳に刻む。
もう二時前だ。眠い。明日も仕事だ。
でも、早くこのブログを片付けて次へ行きたくて書いた。
ではでは、、最後になってしまったが一言。
「八人のアダム外伝」を
プレイしてくれたみなさま
本当にありがとうございました!!!