​GW 1日目

19/04/29

2019年のGWは幸運にも10連休となった

(※お仕事入っている方、ごめんなさい。)

普段は仕事と制作で忙殺されてブログどころじゃないので、

せっかくだしこの機会に、10日間は日記を書いてみようと思い立った。

 

というわけで、とりとめなく書いてゆくこととする。

初日、4/27。

12時過ぎに相方と家を出て、友人の展示を見に、東横線の都立大学まで出かけた。

本当はその前に昼食を北参道の友人のお店で食べる予定だったのだが、

なんと、店まで行ってみたらGW中はお休み!!

仕方ないので、腹を減らしたまま都立大学まで移動し、

まずは腹ごしらえということで、

駅近の『あの小宮』というラーメン屋に入る。

このお店、

Webの評価も普通だしそんなに期待していなかったのだが、

ラーメンもつけめんもシンプルで大変おいしかった。

サービスで頼める玉子かけごはんも杏仁豆腐も美味であった。

腹が満たされた我々は、

すっかり気分をよくして友人の展示に向かう。

外光の差す展示会場には、友人が作品の一部のようなたたずまいで在廊していた。

この友人と顔を合わせるのは久しぶりだった。

20代前半に出会ったころからもう10年以上経つ。

あのころのギラギラとした感じは少し収まり、

おだやかなやさしさと、

さらに成熟した感覚から生まれた作品や配置が作り出す空間は見事だった。

そして、展示もとてもよかったが、

友人の元気な姿を見れたことが本当にうれしかった。
 

尊敬する、大切な友人である。

(めったに会わないのだけどね・・・)

んで。

友人の展示を後にした我々は、

せっかく都心まで来たのだし、ということで、

相方の見たがっていた『ルート・ブリュック』展を見に行くことにした。

場所は東京駅にある東京ステーションギャラリー。

ここは重要文化財である東京駅のレンガ壁を生かしたギャラリーで、

私は今回が初。

少しせまいのだけど、趣きある展示スペースだった。

肝心の展示はというと、

相方は初めから感動しきりだったが、

私は最初のうちはほとんどピンとこなかった。

が、年代順に並べられた展示作品の主題が

より建築的・抽象的かつ普遍的になるにつれ、

作品が感覚にダイレクトに突き刺さるようになり、興味が出てきた。

おそらく、

このブリュックさんは制作の年輪を重ねるにつれ、

世界の美しさを心身のより深いところでとらえて、

表現できるようになっていったのだと思う。

最後の部屋に至っては、

装飾も色彩もほとんど不要となり、

光と影と最小限のニュアンスだけで、

とても大きなものを伝えてしまう域に達しているように感じられた。

それは武道の達人のように、

長年研鑽を続けた人の中でも

ごく一握りだけが到達できる境地ではないかと思えた。

そんなわけで、一日でどっぷりと芸術を堪能した我々は、

どっと疲れて眠りこけながら帰路についたのだった・・・

と、ここまで

ブログを書くために振り返っていると、

この日展示を見た二人の女性作家には

どこか共通しているところがあるような気がした。

それは、

己の感じたことに真摯であろうとし、

己の直感を信じている、

という点だと思う。

私はどうだろう。

だれかから借りた言葉や感覚の虜になっていないだろうか。

それでわかった気になって、偉そうなことばかり言っているだけになっていないか。

わからない。

作品が完成してみないことには、なにもわからない。

いや、もう、

偽物でも本物でもなんでもいいんだ。

とにかく完成させたい。

完成に少しでも近づきたい・・・。

明日からは、制作中の『八人のアダム』について書いてゆこうと思う。