ウディコン初参加の感想(5)

~まとめ​~

18/09/06

ウディコン初参加後の感想を一言でいえば、

 

参加してよかった」に尽きる。

自分の中にあった創作に対してのモヤモヤとしたものが、

なんとなく方向性を得られたような気がする。

それは今まで自分がしてきた創作(※マンガとかネーム原作を書いていた)後の感想とは、

ちょっと違う感覚だった。

少し個人的なことを話す。

これまでは自分の作品を出版社などの賞に出した場合、

どこかいつもしっくりこなかった。

完成させられていないというか、

自分のやろうとしたことが実現できていない感覚があった。

 

それでも出さないよりかはマシ、と思って形になれば提出してきたが、

多くの場合は返事がもらえない、つまり落選していることがほとんどだった。

出版社の場合、作品を見ているのは、当然だがプロの編集者である。

そのひとたちはそのひとたちなりの基準や考え方で審査をする。

彼らは、若い頃の私に対しては、多少なりチャンスを与えようとしていた気がする。

だが情けないことに、私はまるで作品を完成させられない日々が続き、そのチャンスに応えられなかった。

そして年を重ねるにつれ、

彼らの反応は悪くなっていったように思う。

チャンスはとっくに別の誰かの手に渡っていたのだ。

今回の『花まるプリンセス』に関しては少し違った。

自分の中に「一応完成までたどりつけた」というちょっとした満足感があったのだ。

不思議である。長くやっていたはずのマンガやネームでは、未だに一度も得られていない感覚だというのに。

ウディコンという場では、審査をするのは一部の編集者ではなく一般のさまざまな人たちだ。

その意見は幾分オブラートに包んでいるものの、基本的に素直で率直だった。

そして、そのように不特定多数の人が自分の作品に意見や評価をしてくれるというのは、私が何よりも望んでいたものであった。

自分がウディコンに関していえることがあるとすれば、

今回のウディコンで自分がさわったゲーム――良いものも、自分には向いていないものもあった――を、私は忘れないだろう、ということである。

細かい内容はすぐ忘れるだろうけど、その感触みたいなものはたぶん長く残る。

なにか作品を残す、だれかの作品にふれるというのはきっとそういうことなのだ。

作品と出会った人の数だけその感触は生まれる。

もし来年も自分がウディコンに参加できれば、またそのような感覚が味わえるかも知れないと思うとワクワクしてくる。

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この文を読んでくれている中にいるであろう、

来年のウディコンに参加する予定のみなさんへ。

 

完璧でなくてもいいから、できればお互いにゲームを完成させて、

またお会いできたら幸いです。

ウディコン期間中は心の中にはいろんな感情が生じるはずですが、

それがポジティブなものであれネガティブなものであれ、

それはなかなか貴重なもののような気がしています。

審査する予定の方はお手柔らかに。

でも厳しいコメント(ただの悪口ではないやつ)はウェルカムです。

ではでは、ここまで長々とお読みいただきありがとうございました。

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※蛇足※

このホームページとブログは、

ある日突然自分がバッタリと死んだら悔しいので、

何か残しておいてやろうと思って始めた。

創作っぽいことをするのと、適当な仮説を立て何か成し遂げた気になり現実逃避するのは昔からの悪い癖だったが、いい年になっても治らなかった。

そんなわけで、このホームページに展開される内容はときに見るに耐えないこともあると思うが、飽きない限りは続けていければと思う。

(かっこつけて独自ドメインを取得する必要があったのかは、まだわからない。。。)